とある現場2
- 投稿日:2019年 3月17日
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こんにちは、設計デザイン課の妹尾です。
先週は寒かったですが、梅の花も徐々に終わりが近づいて、本格的な春がもうすぐそばまで来ているようですね!
でも花粉症の方には少しつらい季節のようですね...
私は今のところ花粉症のような症状は全くないのですが、いつ花粉症になるか心配です。。
花粉症は急に発症するようですので、みなさんもご注意下さい!
今日も、前回のブログでご紹介した現場についてお話したいと思います。
今回は和室についてです。
和室の壁と天井の写真です。
柱が見える「真壁」という壁の仕様になっており、無垢材をふんだんに使用した高級な仕上げになっています。
壁と天井にある横に伸びている木材は廻縁と呼ばれる部材なのですが、
この現場の廻縁は、一般的なものよりも高さがあって、少しボリュームのある印象になっています。
この廻縁が大きいと「高級な和室=立派なお家」であるというのを聞いたことがあります。
なので、私はこの廻縁を見た瞬間「いいお家に生まれ変わるな」と確信しました!
天井も板張りになっており、昔ながらの和室の雰囲気が漂います。ちょうど写真を撮っていると、この現場に入って下さっている大ベテランの西山大工が、
木材に「継手」と呼ばれるカギ込みを入れていました。
昔では大工さんがこのような「継手」を施工することが多かったのですが、
今では施工時間の短縮のため、工場で機械で木材をカギ込み、現場では組み立てるだけで済むようになっていたり、
このような作りこまれた昔ながらの和室を設ける家も少なくなってきたため、なかなかお目にかかれません!
「継手」が正確・丁寧に施工されているので、仕上がりが非常にきれいですね~
本当に職人さんはすごいです。。
職人さん、いつもありがとうございます!
完成したら、また報告しますので、それまでお楽しみに!