お茶室を訪れる

  • 投稿日:2019年 3月16日
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こんにちは、設計課井下です。

先日、児島にある野崎家を訪れ、お茶室を拝見しました。
お茶の作法は、あまりしらず・・
お客様の中には、お茶を自宅でされる方や、
カフェを開いてお茶をする方もおられ、

よし!茶室へ行ってみよう、となり
お茶をしていた母を連れて、いろいろと教えてもらいました!!



お茶室入口へ入る前に、
「蹲踞(つくばい)」がありました。
蹲踞は、お客様が、お茶室に入る前に手を洗う場所です。
IMG_6920.jpg左手前の、丸いところです。
いろいろな形があるようですが、
ここに柄杓が置かれ、手や口を漱いでから
お茶室に入るようです。

お茶室の入り口、躙り口(にじりぐち)。
IMG_6915.jpg躙り口が小さいのは、日常と非日常を分ける為だそうです。
私には、このサイズの躙り口を
上手に出入りできる気がしません・・・・

お茶室の中は、・・
IMG_6916.jpg
このような設えでした。
床の間もありました。
携帯で写真を撮っているため、視野の狭さが・・・

床の間と躙り口の関係は、
流派によってさまざまです。

野崎家旧宅には、このお茶室と
3畳間のお茶室もあり、
非日常の空間や時間を過ごすために使い分けていたのでしょうか・・

中にはもちろん入れませんでしたが、
いつか躙り口を上手くくぐり、
空間を味わってみたいと思いました。





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