古い日本家屋と高齢者【断熱リノベ】
- 投稿日:2023年 1月20日
- テーマ:その他
カスケのリノベ 設計部の山田です。
先日放送されたNHKの『クローズアップ〇〇』見ました!
『実は危ない!...寒すぎる住まい』と題してありました!
『実は』というところがポイントです。
ほとんどの方が冬寒い家に暮らすことに疑問を持つことが少ないのが日本です。
寒い冬は家族で囲炉裏を囲む、
こたつに家族が集まる、
と、いうのが当たり前でむしろそのような家庭の風景が美徳とされていました。
『これこそ日本の家庭なんだと。』
『自然に身をまかす事』が美しい。それが日本。
で、ヒートショックで亡くなる方、先日もブログで出しました。
年間19000人。これを美徳とかという言葉で誤魔化せるのでしょうか。
最近になって『予防医学』と『建築』の分野から無断熱住宅に対して
断熱改修の必要性などがクローズアップされてきました。
また、高齢者は若者よりも寒さを感じやすいようで、
それなのに燃料代高騰、電気代高騰により、暖房を積極的に行わない、
諦めて我慢している方が圧倒的に多いように感じます。
寒いことで体は自然と血管を収縮させ、血圧を上げようとします。
そしてそのまま暖かい浴槽に入り急に血管が広がり、血圧が急激に下がることで失神。
最悪、溺死。
よくお風呂で寝てしまう人!本当は危ないかもしれませんよ!
最も重要なのは積極的に暖房してもそんなに電気代かからないようにすることです。
今、断熱改修することに対して国が補助金を出す制度があります。
しっかり活用して無理せず積極的な暖房していきましょう。
エアコンの容量、加湿の仕方、温度や湿度は快適な範囲を目指していきましょう!
目標は23℃キープ、最低18℃が理想です。湿度は45%!
あと、
NHK番組の最後の方、お手軽にできる寒さ対策で、プチプチを窓ガラスに貼るというのがありましたが、
断熱効果無い上にプチプチとガラスの間にホコリや湿気が流れ込み、カビ生えます。
あれはほぼカビ結露発生装置です。
カーテンもコールドドラフトの原因です。
夜はカーテン閉めないといけないので仕方がないのですが...
住宅の寒さ対策としてはエアコンをしっかり効かせれる断熱リノベしかありませんが、
生活の工夫としてはトイレや脱衣室でファンヒーターを使う、
寒い廊下を歩くときはしっかり着込むなど、
血圧の急激な上下を少なくすることが大事です。
冬の断熱対策がどうしてもできない方。
使い古しのすだれを窓に掛けたままでも、
冬の『放射冷却』を緩和させる事ができ、放射を干渉材によって遮ることで窓サッシの表面温度低下を防ぐことができます。
『放射冷却』は夜間に起こり、寒い外気温をさらに冷やします。
窓ガラスのプチプチなんかよりも効果ありますよ。
住宅性能や断熱リノベの事ならカスケホームの山田まで。
詳しくわかりやすく解説し最適な断熱リノベをご提案いたします。お任せください!
らしく、暮らす
創業明治16年の安藤嘉助商店カスケホームのリノベーション住宅「カスケのリノベ」。
デザインと性能にこだわった家づくりをしています。
あなた「らしい」暮らしの中の「憧れ」や「こだわり」をカスケのリノベが叶えます。
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