性能向上リノベーションとは、建物の状態に合わせて断熱・気密・耐震などの性能を見直し、中古住宅や古民家、実家など、今ある住まいを活かしながら快適性と安心性を高めるリノベーションです。
性能向上リノベーションとは、どのようなリノベーションですか?
性能向上リノベーションでは、新築や建て替えを前提とするのではなく、中古物件・古民家・実家など、それぞれ異なる背景を持つ住まいの状態を確認したうえで、必要な性能を高めていくことを重視しています。
リノベーションを行う前に、まず既存住宅の状態を確認し、構造の健全性、耐震性、断熱や気密が弱くなりやすい部分を整理したうえで、どの性能をどこまで高めることが、その住まいにとって最適かを検討します。
その結果として、建物の骨組みから性能を組み直す必要がある場合には「再築(SAITIKU)」を選択し、耐震性に不安がある場合には耐震診断に基づく補強を行い、寒さや暑さが課題の場合には断熱・気密を重点的に見直すなど、住まいごとに異なる組み立て方をしています。

再築で重視している性能の考え方
- 耐震診断に基づき、耐震等級3相当以上を目指した耐震計画
- 壁・床・天井に高性能断熱材を施工し、UA値0.46W/㎡・K以下を最低ラインとして設定
- 防湿気密シートによる気密施工と、自社での気密測定(C値0.5を基準)
住まいにあわせた最適なリノベーション
- 中古住宅リノベーション
- 購入後に断熱・気密・耐震を見直し、住みやすい性能へ改善
- 古民家リノベーション
- 既存の構造や雰囲気を活かしつつ、寒さや耐震性を重点的に向上
- 実家リノベーション
- 住み継ぐ前提で、将来も安心して暮らせる性能に見直し
耐震性能を高めるリノベーション
- 耐震診断を行い、建物の強度や劣化状況を把握
- 耐力壁の設置や金物補強、必要に応じた基礎補修
- 制震ダンパーの設置による揺れへの備え
断熱・気密性能を高めるリノベーション
- 壁・床・天井への断熱施工による温熱環境の改善
- 樹脂窓やペアガラス・トリプルガラスによる窓の断熱
- 防湿気密シートによる気密施工と、自社での気密測定
- 部分的に断熱を強化するゾーン断熱などの考え方
建物を活かせるかどうかを見極めましょう
性能向上リノベーションでは、最初に「どこまで建物を活かせるか」を確認することが重要であり、再築が適しているかどうかは建物の状態と将来の暮らし方をあわせて判断することが大切です。
















