古いものを受け継ぐ暮らし。趣残る古民家リノベーション
- 古民家暮らし
お答えいただいた方:S様ご夫婦
インタビュアー:リノベ担当スタッフ
元々ここは母屋だったのですが、普段私たちが生活しているのは「離れ」の方なんです。おばあちゃんが施設に入ってから3年ほど空き家状態になっていて、手を付けられずにいました。
一番の悩みは「お客様をお通しできる部屋がなかったこと」です。以前は畳の部屋に机を置いていたのですが、エアコンが取り付けられない構造で、夏は暑く冬は寒い状態でした。特に今回リノベーションした場所は納戸として使っていて、タンスがたくさん置いてあり、暗くて寒い場所でした。ここをなんとか快適な客間にできればと思い、リノベーションを検討し始めました。
実は当初、離れを建ててくれた馴染みの大工さんに相談したんです。でも、大工さんからは「昔の建物の構造や修繕方法は分かるけど、性能やインテリア提案といった現代的なリフォームは自分には難しい。よそに頼んだ方がいい」と言われてしまって(笑)。
そこで他の会社を探していたところ、カスケホームさんのチラシを見て、ビフォーアフターの事例がとても分かりやすくイメージが湧いたのが大きかったですね。
大工さんも「ちゃんとしたデザイナーに頼んだ方がええようになる」と背中を押してくれました(笑)。
実際に相談してみると、照明の提案や建具の色選びなど、自分たちでは思いつかないような素敵な提案をしていただけて、結果的にカスケさんにお願いして本当によかったです。
まるで「古民家カフェ」のような空間になったこのお部屋が一番のお気に入りです!
特にご提案いただいたペンダントライトやフローリングの雰囲気がとても気に入っています。
あと、元々あったお仏壇の場所をどうするか困っていたのですが、カスケさんが「作れますよ」と言ってくださって、この空間に合わせた造作の仏壇スペースを作っていただきました。古い食器棚も、扉を新しい建具に合わせて作り変えてくださり、使い勝手がとても良くなりました。
おばあちゃんが使っていたソファを張り替えて置いているのですが、そこは飼っている犬が一番気に入って占領しています(笑)。あと、妻の嫁入り道具のテーブルを離れから二人で運んできたのですが、この部屋の床や梁の色とすごく合っていて、とても落ち着く空間になりました。
以前は、ここに来ると少し寂しい気持ちになっていたのですが、今は来るのが嬉しくなりました。
毎日朝晩、ここのお仏壇と神棚に手を合わせに来るのが日課になっています。
友人を招いた時には、私が自作した「工事中の記録アルバム」を見せながら「工事中はこうだったんだよ」と説明したりしています 。友達はみんな「わあーすごい!」と驚いて、「また来たい」と言ってくれるのが嬉しいですね。
暗くて寒かった場所が、明るく暖かい場所に生まれ変わり、本当に住みやすくなりました。
隠れていた立派な梁をあえて見せるデザインにしていただいたことで、家の歴史や重みを感じられるようになりました。
「古いけれど、新しい」そんな空間になり、建て替えるよりも、この家を残してリノベーションして本当によかったと改めて感じています。
「あぁ、私のうちだな」と愛着を持って思える、そんな大切なお家になりました。