倉敷市Iさま邸リノベーション事例

定年を機に叶えた夫婦2人の穏やかな暮らし


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寝室と広い収納スペースを1階に配置することで、1階完結型の間取を実現。また奥さま憧れの対面キッチンや、家事動線を意識した間取りとしました。夫婦2人穏やかに住めるような設計を目指しました。
リビングは、キッチン前のスペースを活用し造作収納を設置。 書類やPC、プリンターなど細かなものを収納しておくことができます。また棚の一部にオープンなスペースも作ることで、リビングを彩る飾り棚としても活躍します。

施工概要

工費:約1840万円(税込)
施工面積:67.89㎡(20.83坪)
施工箇所:1階全面+2階リフレッシュ工事
工事期間:約5ヵ月

【before】
広島県にお住まいだったIさまご夫婦。定年を機に地元である倉敷市に移住。ご主人の実家を終の住処をして選ばれました。水まわりも古く、これからの生活を考えた際、現在の間取りだと不便に思われリノベーションを決意されました。

施工前

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細かく区切られた間取り 北側にあったキッチン

施工後

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普段はLDKの一部として空間を使用しますが、来客時には1つの部屋として間仕切れるよう扉を設置。 またお仏壇を収納内に置き、使用する際には扉がすっきり納まるよう工夫をしました。
統一感ある造作収納扉。扉の下にスペースのある箇所はお掃除ロボットの通り道。収納内が基地となっています。こういった生活に合わせた収納をつくれるのも造作ならでは。
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元々あった広縁は、床・壁・天井を貼り換えそのまま残しています。窓は複層ガラスに換え、断熱性能や遮音性がアップ。 キッチンからは、お庭まで視線が抜け、より広さを感じることができます。
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全ての建具を開ければ、広縁・洋室とつながり大空間が広がります。 シューズボックスを新設した玄関。
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壁付けだったキッチンは、キッチンと和室を隔てていた壁を取り払い、対面キッチンとしました。手元を隠すため腰壁を設置。軽量鉄骨ならではのブレスは、ホワイトに塗装し施空間に馴染ませています。 ダイニングテーブルは、キッチンエリアに置く予定。キッチンエリアに持ってくることで配膳や片付けの動線がコンパクトになります。
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キッチン、寝室間に配置したウォークインクローゼット。片付ける、着替えるが動線上で実現します。 和室が多く、押入ればかりだった収納スペースが、使い勝手の良い収納に生まれ変わりました。
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以前より広さを増して使いやすくなった、水まわり。掃除もしやすく家事効率アップ。 寝室の近くに配置したトイレ。将来を見越して手摺も必要な個所に取り付けました。
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寝室は1階へ配置。寝転がった時にまぶしくならないよう照明の配置を工夫しました。