倉敷市K様邸古民家リノベーション事例

景色と繋がり、思いを馳せる場所


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生まれ育った築89年の住まい。南側に誕生したLDKは、イスに腰掛けふと外を見渡すと庭の緑を愉しめ、さらに繋がる町の景色が心地よく感じられます。

施工概要

施工面積:147.79㎡
施工箇所:1F全面、外装
工事期間:約9ヵ月
築年数:約89年

【before】
K様がいつも過ごされていた場所は、北側に位置する増築部分。昼間も照明が必要な場所で、母屋は全く使われていない通路となっていました。「あたたかい場所で安らぐ暮らしをしたい」とのご要望から、お庭との繋がりを持たせた、LDKの間取りを南向きに提案させていただきました。

施工前

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施工中

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施工後

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昔ながらの田の字型の和室4部屋と広縁を取り込み、南側から光の降り注ぐ明るいLDKが誕生。
リビングソファ、窓際のベンチ、ダイニング、キッチン、どこからでも眺めの良い空間です。
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家族やご友人など大勢が集まった時には、和室の建具を開け放つことで、ダイニングを中心に、リビングと和室を緩やかにつなぎます。 お気に入りの食器をたくさんお持ちのK様。背面に大容量の造作収納を設置し、キッチンはすっきりした状態で保たれています。
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おばあ様が大切にされていた1枚板が敷台、飾り棚に生まれ変わりました。おじい様が大切に設置した玄関前の踏み石も再利用し、先代が訪れる人を出迎えてくれる玄関となりました。 外壁塗装、屋根を葺き替え、さらに重厚感のある古民家の佇まいとなりました。
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小便器と大便器を設置。間仕切り壁は支えとなるよう手が置ける高さとしています。すっきりとした内装に和のアクセントを加え、和モダンテイストに仕上げました。 お風呂から出たとき、ほっと一息休められるベンチを設置。もたれかかった時に心地が良いよう、無垢のフローリングを背もたれに採用しました。