笠岡市M様邸古民家リノベーション事例

築100年の生家で
新たな暮らし


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「広々とした空間でゆっくりと過ごしたいけれど動線はコンパクトにしたい」という奥さまの想いを形にした間取りになっています。解体中に現れた梁や柱はできるだけ空間に取り入れ、ご主人が生まれ育った思い出を残せるようにしました。

施工概要

施工面積:75㎡(22.69坪)
施工費用:1,800万円
施工箇所:LDK・水まわり・外壁(一部)
工事期間:約3ヵ月
築年数:約100年

【before】
離れを生活のメインにしておられたMさまご夫婦。今回その離れを取り壊し、息子さんご夫婦が新築を建てられることになり、ご夫婦はご主人が生まれ育った母屋を生活のメインにすることになりました。これを機にリノベーションを決意され、弊社にご依頼をいただきました。

施工前

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工事中

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解体後 大工工事①
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大工工事② 内装工事

施工後

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LDKは「勾配天井」「梁見せ天井」「平天井にクロスでアクセント」と3パターンの天井を使い分けました。広いだけの空間ではなく、広いながらも空間にアクセントをつけそれぞれの場所で違った感覚が楽しめるようにしました。
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洋室2部屋、廊下の仕切りをなくし、一続きの空間となった21帖のLDK。ダイニングキッチンは北側の奥まった位置から場所を変え、広く明るい空間に。 壁付けだったキッチンは対面キッチンへと変更。キッチン→パントリー→洗面脱衣室とつながる家事ラク動線です。
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玄関ホールは既存の濃い色の梁を1本見せ、空間のアクセントに。梁以外の建具、床、タイル、壁を明るい色にすることで濃い梁がより目立ち空間の主役になりました。
自然光が降り注ぐ、心地良い広縁。床を貼り替え、壁は左官仕上げで塗り替えました。真っ白な壁に木部が引き立ちます。
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ユニットバスを施工。憧れだった1坪サイズの浴室で1日の疲れを癒します。 トイレはご夫婦の寝室からできるだけ近い位置に配置しました。
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お手持ちのタンスが置けるよう広めの洗面脱衣室。 焼き板を施工し、古民家の風情漂う外観。