倉敷市Iさま邸 古民家リノベーション事例

外観は昔ながらの佇まいを残し、
屋内は住みやすく改築


DSC_1621.jpg

歴史が色濃くにじむ町並みになじんだ外観はそのままに、「屋内もできるだけ残せるものは残したい」というご要望から、まずは経年による傾きを修正。構造上抜けない柱がスムーズな動線や視界を邪魔しないよう特にダイニングキッチンの間取りプランニングを入念に行いました。
柱や建具など既存部分が醸す昔ながらの雰囲気を大切に、内装をコーディネートしました。

施工概要

工費:約934万円
施工面積:79.42㎡
施工箇所:1階全面
工事期間:約3ヵ月
築年数:約35年

【before】
料理人であるご主人は、古き良き倉敷の町並みが気に入り、「いつかこの辺りでお店が持てるといいな」との思いから、9年ほど前にこの一軒家を購入。かねてから思い描いていた家のリノベーションを決意されました。
経年劣化による家の傾き、寒さが身に染しみるダイニングキッチンと和室などのお悩みがありました。

施工前

DSC_3459.jpg DSC_3483.jpg
寒さが身に染みていた和室 壁付のキッチン

施工後

DSC_1574.jpg
天井高を確保するため、照明は吊り下げ型ではなく埋め込み型を採用。
DSC_1618.jpg DSC_1603.jpg
法事などの際にテーブルを置いて座れる掘りごたつを新設。2方向どちらにもテーブルを置けるようL字型にしました。 LIXILのセパレート型システムキッチン。間隔にもゆとりがあり、動きやすくなっています。
DSC_1601.jpg DSC_1647.jpg
ダイニングテーブル扱いできるカウンターを新設。配膳もスムーズにできて便利です。 外壁や腰板などは既存のまま。外観は町屋風、屋内は現代ライフスタイルに合う間取りと内装デザインです。