住み替え先は“実家の離れ”。人が集う土間のある暮らし
道路に面していない建物だったため、正面に大きな窓を設け、LDKを配置。すべてを新しくするのではなく、部分的に既存を残したいというご要望から、天井や床柱など部分的に以前の面影を残し、趣ある空間としました。
お客様からのご要望
・離れを居住空間にリノベーションしたい
・土間スペースを広く取りたい
・庭に面した大きな窓は残したい
・元々の雰囲気は残したい
ご依頼の背景
畑作業で毎週末奥さまのご実家に戻られていたKさまご夫婦。畑仕事後にお風呂を使うため、当初は浴室のリフォームのみ考えられていました。将来的に実家に移り住むことも考えられていたことから、最終的には「セカンドハウスとして快適に過ごせる空間にしたい」という想いから離れのフルリノベーションを選択されました。
地域 | 倉敷市 |
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建物種別 | 戸建て |
施工箇所 | 1階全面リノベーション |
施工内容 | 戸建てリノベーション |
工期 | 約5ヵ月 |
施工費用 | 約1800万円 |
施工面積 | 82.72㎡(25.02坪) |
築年数 | 築54年 |
使用商材・建材 | キッチン:Panasonic「リフォムス」 システムバス:TOTO「シンラ」 トイレ:Panasonic「アラウーノ」 洗面化粧台:タカラスタンダード「ファミーユ」 |
施工前
施工後
LDK+パントリー
和室二間と広縁、水まわりがあった空間をLDKに間取り変更。
全てを新しくするのではなく、部分的に既存を残したいというご要望から、天井や床柱など部分的に以前の面影を残しました。
庭に面した大きな窓は、暑さ、寒さが室内に影響しやすかった木サッシからアルミと樹脂のサッシへ交換。
室外の気温に影響されづらく、エアコン効率もアップしました。
土間スペース
Kさまが一番こだわった玄関の土間スペース。玄関に隣接していた応接間を土間スペースとして玄関に取り込み、多目的に使える空間を計画。解体後に出てきた梁を現すことで開放感が増しました。また、地窓を設け、座ったときに、お庭を眺められるよう窓配置を計画しています。
外観
緑色の屋根が特徴的なお家だったためそれを活かせるように外観をデザイン。黒色の焼杉と木の色を楽しめる焼杉、2色を組み合わせたデザインです。
水まわり
水まわりは以前と配置を変え、一か所にまとめました。洗面化粧台は脱衣室とは別に独立する形で配置することで、お客さまも案内しやすくなります。
施工中
お客様からの声
お風呂リフォームの相談から始まったリノベーションでしたが、後悔はなく大満足の住まいです。実際に見学会に参加することでイメージが湧きやすくなりました。