間取りの仕掛け
- 西山 智絵
- 家づくりについて
こんにちは、設計部の西山です。
先週ご紹介させていただきました、キッチン収納。
お施主様のご自宅間取りでは、キッチン収納に合わせた仕掛けを
ご提案させていただきました。
ちらりと見えているリビングのTV。
背面の壁を、キッチン収納と同じ奥行き・高さの壁を
作らせていただきました。
実はこの木目の壁、中に1坪(畳2畳分)の納戸が広がっているのです!
リビングの中に作った納戸ですが、
大きく飛び出てくるような圧迫感を軽減させながら
必要な広さの納戸を確保。
納戸の使い方は、お施主様の生活に合わせて。
・子供が小さいうちは、お出かけセットや、おむつなのどの必要な備品を収納
・リビングで趣味の時間を過ごすときに、この収納からものを取り出だす
・お掃除セットや、季節ものなど、各部屋に必要なものを家の中心へ収納
季節の飾りものは大きかったり、重かったりするので
「年1回だから」ということで2Fに収納してしまったばっかりに
出すときに年々大変になったり…億劫になるな…と感じているかたも多く、
1Fに場所を作ってあげることで、再び気兼ねなく飾れたりするものです。
…など使い方は様々。
この度は、お施主様の生活動線が楽になり、LDKに物があふれることなく生活していただけるよう
ご提案させていただきました。
今ある住まいを思い出とともに次の世代へ大切に受け継いでいくお手伝いをさせていただきます。。