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リノベしたいけど、ウチの家でも大丈夫なのか?

  • 山田 真司
  • 家づくりについて

耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


リノベしたいけど、


ウチの家はそこらじゅう傷んでいるからなぁ。


無理かもなぁ・・・


と、ご心配される方がほどんどかと思います。


リノベのプロはどこを見るのか。現地調査でチェックしていくポイントをご紹介します。



【床下の状況】


シロアリに食われていたとしても『在来工法』の家は、部材の取替は容易です。


部材を差し替えた上で、木材と土壌部分をしっかり防蟻処理します。



【屋根の状況】


屋根といえば釉薬瓦ですが、古い住宅ではセメント瓦の家もあります。高度成長期や昭和の住宅ブームで流行した瓦で、経年劣化起こしやすい瓦です。


古い下地の上から新しい下地を施工するのが一般的になってきました。


軽い屋根材にすることで耐震へも効果あります。


ガルバリウム鋼板屋根は経年で表面の塗膜劣化は出ますが、素地自体が錆びにくい材料なので安心です。


当然ながら釉薬瓦で調査上問題なければそのまま使います。

できるだけ費用を抑えるためです。




【建物が倒れていないか】


測量器を用いてチェックします。

傾きが1000分の6ミリ以内であれば許容範囲となります。



古民家であれば1000分の12ミリ以内と決まっています。


許容範囲を超えた家は、『家曳き屋さん』に依頼して家そのものをジャッキアップして傾きを直すという方法がありますが、かなり高額になりますのでリノベできるかどうかの見極めでは最も重要といえます。



【基礎】


古い家の中には基礎コンクリートに鉄筋が入っていないものもあり、専用のセンサーで確認できます。


鉄筋が入っていれば耐震計画は有利ですが、ない場合も補強することで進めることができます。

また、古民家のような長石を使った建物も耐震化する場合は鉄筋コンクリート基礎を施工します。


構造躯体は補強できます。

古い家でも計画できます。


当然ながらご予算に合わせてリノベプランしていきます。

しっかり調査して見極めていきます。

山田 真司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。