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木造住宅の耐震

  • 山田 真司
  • 家づくりについて
  • 性能について

耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


本日は『木造住宅耐震診断報告書の作成講習会』のため岡山県立図書館へ。



講習会の内容は、耐震診断の報告書を評価機関がチェックするためにより効率化していきましょうというもの。


昨年は石川県地震がきっかけで多くの方から耐震診断依頼が殺到し、評価委員会がパンク状態に陥りました。


今年も多くの診断依頼が予想されます。


より円滑なチェックのため提出方法が改定されました。


岡山県は他の県に比べて耐震化が遅れているようです。


今後はより耐震化を進めていくため岡山県が発行した耐震に関してのパンフレットを掲載引用いたします。

以下、

もういきなりインパクト大の写真から。

しかし、明日は我が身。



岡山県は全国的にみても活断層が少ないとはいえ、全く無いわけではありません。


今後震災に備える必要はあります。



地震となると『古民家』や、『昭和56年5月以前の旧耐震基準建物』は震度6強に耐えれない可能性が高いです。



お客様は市町村の窓口を通じて負担額が少なく耐震診断を依頼することができます。


住宅の耐震化には

・住宅全体的に耐震改修する方法

・ひと部屋やベッドのみなど部分的に耐震化する方法があります。



以前はお客様は診断費用を一度は全額払う必要がありましたが、今年から手続きが簡略化され、差額分の約1万円を支払うだけとなりました。



命を守る手段としてシェルターも補助対象になっていますが、


実際のところ命も大切だが今後の備えとして考えた場合、


『財産を守る』『自宅避難』ができるよう、


住宅全体の耐震化を望む声が多いです。



各自治体によって補助金額は違いますが、自治体の財政の差とは関係ないようです。財源は国だからです。


耐震工事は家1件で800万円以上することもありますので、それに比べ補助金額は少なく見えるとは思いますが、


国の財源で100万円以上とはかなりの高額です。


この補助金をしっかり活用して将来のための備えをしていきましょう。


カスケホームでは岡山県認定の木造住宅耐震診断員が複数在籍しています。

且つ、耐震補強工事も承っております。

山田 真司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。