中古購入リノベ 費用かけるべきポイント
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
中古購入について連続投稿です。
今度は『中古購入リノベするときにどこにお金をかけるのか』のお話です。
当然ながら趣味やインテリアデザインにお金をかける人が大半です。
せっかくの家づくりですから。
そして家づくりは大金をかけるわけです。
だから後悔するお買い物にしたくないのでみなさん必死で考え悩むのです。
と、いうことは。お金をかける優先順位がポイントとなります。
そうなりますと後戻りできない事が最も優先順位が高い。という事ですね。
ほぼ1位となるのは屋根。雨漏りしないことが最も重要かと思います。
そして、
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気象庁HPより引用
ここに南海トラフの震度分布地図があります。
岡山県は被害想定として震度5強が多くなっています。
岡山県南部の地域に震度6弱が点在しています。
現在の建築基準法は震度5強の地震に対して建物が軽傷程度で耐えられるものとされています。
軽傷程度というものは外壁に亀裂が入るなど、建物に損傷あれど倒壊はしないという程度となります。
日本では耐震に関しての法改正が昭和56年6月1日に行われました。
この日が基準日となり、昭和56年5月31日以前の建物は、
『震度5強の地震に耐えられない家』となるため耐震化について助成金を設定することで全国各地の世帯に対して防災を呼びかけているのです。
リノベーションと合わせて耐震化すれば耐震化に関わる費用はリノベ費用+600万円で済むところが、
耐震化単体で行うと1000万円以上になることもあります。
今後の備えとはいえ、南海トラフ地震は今後30年以内に発生する確率は80%と気象庁から発表されています。
耐震化は転ばぬ先の杖という捉え方の人もいますが、
投資とは意味合いが変わってくるのではと思います。
後悔のない家づくりのためにしっかりお手伝いできたらと思います。
気になる方はカスケホームの山田までご相談ください。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。