性能向上リノベ 快適な温度湿度とは
- 山田 真司
- 家づくりについて
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耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
本日9月28日午後10時台の自宅。
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24畳のLDKです。
冷房エアコンは6畳用1台のみ。
設定温度は25℃。雨がふったせいか屋外は22℃。外はちょっと肌寒いです。
窓を開けて寝るのはちょっと風邪ひきそうです。
みなさんご注意お願いします。
自宅はエアコンを止めると昼間の温度を蓄熱してますのでやや暑い。
なのでエアコンをつけてます。しかしそこまで電力はかかりません。
熱交換負荷は大したことありません。
この時期風邪を引く方が大変。
室内温度は空調されて25.6℃。
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このような時、湿り空気線図で確認。
人体への快適さは温度や相対湿度ではなく、絶対湿度で確認します。
快適な範囲は8g/m3〜16g/m3(夏)になります。
このような時期は少しだけ温度を上げてあげたほうが湿度を抑えられて快適です。
温度を上げたら湿度が下がる?変ですよね。
実はきちんと物理の原理に沿ってます。
温かい空気は膨張しますね。
膨張する空気は湿気を多く含むことができますね。ここまでは一般的な理解かと思います。
これを室内空気として置き換えるわけです。
温度を上げると、室内の湿度は少なく感じます。
これが蒸し暑い夏の湿度を解決するヒントになります。
とにかく夏風邪だけは気をつけてくださいね。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。