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新築でもリノベでも耐震等級3??

  • 山田 真司
  • 家づくりについて
  • 性能について

耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


本日も耐震のご依頼。


以前は耐震助成金の設計業務は外注にお手伝いをお願いしておりましたが、


自社案件と掛け持ちだったことと昨年から耐震業務依頼が役所からも依頼の量が増えたこともありカスケホームへ直接ご依頼があった案件については私が行うようになりました。


大変ではありますが良い蓄積ができております。


数年前までは私も新築とリノベと半々で担当しておりましたが、


カスケホームの新築は耐震等級3が標準です。


許容応力度計算での等級3が浸透しています。


リノベもそうかというと実際は上部構造評点1.1以上(耐震等級1相当)からの計画が多いです。


今年、上部構造評点1.27(耐震等級2相当)のリノベが完成しました。



このぐらいのレベルですとリノベしながらでも金額的にもなんとかなりそうです。


まだ既存の布基礎通りに耐力壁を乗せながら計画ができます。


しかし上部構造評点1.5以上(耐震等級3相当)になると間取りの中に壁を作るのが大変。


当然ながら基礎補強も伴いますので金額もバンバン上がります。

裏技なんてありません。

金額は確実に積み上がっていきます。


全部耐震等級3相当を狙っていきたい思いはありますし、

『耐震等級3より下はありえない』と言われる技術者の人もいますが、


買取再販ですと物件によっては金額かかりすぎて売れ残ってしまう可能性が高いです。


物事ほどほどが至上とは思いませんが、より良いストックの活用のつもりが消化不良ストックにならないようにしていきたいと思います。


まず上部構造評点1.0以上(耐震等級1相当)。


リノベではない人でもできるだけ多くの方の住まいを強くしていきたいですね。

山田 真司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。