リノベ 階段の架け替え
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
今年4月の法改正があり、
リノベでも『できること』『できないこと』の判断が難しくなりました。
例えば階段。
以前は自由に階段架け替えができていましたが、主要構造部扱いとなり『過半を超える修繕』の場合、確認申請が必要となります。
確認申請すればいいのですが、
確認申請を受けるには建物だけではなく、敷地内の工作物、道路からのセットバック(道路後退距離)なども関わってきます。
カーポートも確認申請が必要か、コンクリートブロック塀の高さが基準内に収まっているか、スチール倉庫はきちんと基礎された上に緊結されているかなど、
現行法に適合していないといけません。
物件によっては、ほぼ不可能なものもあります。
そこでフルリノベにおいては階段を残してリノベすることもおすすめしています。
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階段の半分以下の範囲であれば回り階段へと改造することもできます。
また、カバー工法を採用することで急な階段も踏み面を少しづつ大きくして急勾配解消もできます。






ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。