ペットも人も嬉しいリフォームを!
- 大井 彩華
- 家づくりについて
こんにちは!
a.n.d.design(アンドデザイン)の大井です。
帰ってきたら玄関で尻尾を振って迎えてくれる。
お気に入りのボールを追いかけてリビングを走り回る。
忙しい毎日の中で、ペットと過ごす時間はかけがえのないひとときです。
その一方で、こんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
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「爪のひっかき傷が気になる」
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「床で滑っていて、足腰が心配…」
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「ニオイが取れない…」
人もペットも心地よく暮らすには、実は小さな工夫の積み重ねが大切です。
この記事では、
「人とペットがともに快適に暮らすリフォーム」
について
お悩み別にご紹介します!🐾
お悩み① 床が滑りやすくて足腰が心配
ペットと暮らす中で特に多いのが、
フローリングの滑りによるトラブル。
走ったときにつるっと滑ると、
腰・関節に負担がかかり、ケガの原因にもなります。
膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア、股関節の病気などにつながる場合もあると言われています。
対策① 滑り止めマット・カーペットを敷く

手軽にできる対策。
爪が引っかかりにくいものを選びましょう。
対策② 滑りにくい床材へ張り替える

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・表面がザラザラの加工フローリング
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・コルクタイル
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・塩ビタイル
など、滑りにくい材質のものを採用するのがオススメです。
中でも ペット用フローリング は特に優秀!
汚れにくい/シミになりにくい/傷がつきにくい/衝撃吸収/消臭機能など、メリットが豊富です。
●参考
・LIXIL ラシッサ Sフロア・ラシッサ Dフロア耐水UDわん
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/lasissa-taisui-ud-wan/

お悩み② ペットの運動不足が気になる
ペットにとって運動不足は肥満や筋力低下の原因に。
散歩の時間が取れない日もあるからこそ、家の中でも運動できる工夫が良いですね。
対策① 回遊性のある間取りにする

安全に配慮した上で、行き止まりが少なく、歩き回れるルートをつくる方法。
ドアを開けっぱなしにするだけでも効果はありますが、
エアコン効率が気になる方も多いはず。
そんな方には次の対策②がオススメです。
対策② ペットドアを取り付ける
小扉付きの「ペットドア」を使えば、
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ペットが自分で行き来できるだけでなく、
・ドアを開けっぱなしにしなくて良い
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・冷暖房効率がキープできる
というメリットがあります。
ガラスのペットドアなら、閉めたままでも向こう側の様子が見えるので安心です。

↑ 壁にペットドアを取り付けた事例も。
対策③ キャットウォークを設置

猫の運動不足にはキャットウォークが効果的!
お気に入りの高い場所に合わせて、ぐるっと回れる通路を作ることもできます。
・滑りにくい素材を選ぶ
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・歩きやすい幅で
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・猫ちゃんの好きな場所に設置する
ということがポイントです!
お悩み③ ニオイが気になる
ペットと暮らすうえで、
切っても切り離せないのがニオイの問題。
また、
ペットのニオイは、壁・天井・家具に蓄積されていくため、
飼い主さん本人は気づきにくいこともあります。
対策① 24時間換気システムを正しく使う

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・スイッチは常にONにする
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・給気口・排気口を開けておく
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・フィルター掃除を定期的に行う
これだけでもニオイがぐっと軽減されます。
対策② 消臭効果のある壁材へ張り替える
ペット対応クロスをはじめ、
消臭効果のある壁紙や塗り壁材、消臭機能をもつ壁タイルなど、
各メーカーからさまざまな商品が発売されています。
こういった素材を取り入れることで、
ニオイ対策をしながら快適な空間づくりができます。
●参考
・リリカラ スーパー強化・汚れ防止クロス(ペット対応)

・LIXIL エコカラットプラス
LIXIL | タイル建材 | 内装壁機能タイル エコカラットプラス

まとめ
大切な家族であるペットとの暮らしを
もっと快適にするためには、
ペットの特性を知り、
人とペットのどちらもが過ごしやすい家づくりをすることが大切です。
小さな工夫の積み重ねで、
お互いにとってストレスの少ない、幸せな住まいにしていきましょう!🐾
らしく、暮らす
創業明治16年の安藤嘉助商店カスケホームのリノベーション住宅「カスケのリノベ」。
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