在宅ワークがはかどる!ホームオフィスの作り方
- 大井 彩華
- 家づくりについて
こんにちは!
a.n.d.design(アンドデザイン)の大井です。
最近ではテレワークが普及・定着し、
自宅で仕事をする方が増えてきました。
多様な働き方が選べるようになり、
ワークライフバランスの向上を感じる方も多いですよね。
しかし、その一方で
テレワーク特有のお悩みもあるようです。
自宅で快適に仕事をするためには、
効率的で集中できる環境づくりが欠かせません。
今回は、
自宅に快適なワークスペースをつくるためのポイント
をご紹介します♪
在宅ワークのお悩み

テレワークは
通勤時間の削減やストレス軽減など多くのメリットがある一方で、
以下のような悩みも多く聞かれます。
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・家族の声や生活音で集中できない
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・集中力・モチベーションが続かない
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・仕事に適した環境が整っていない
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・仕事とプライベートの切り替えが難しい
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・隣近所の生活音が気になる
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・オンライン会議で部屋の映り込みが気になる
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・通信環境が不安定
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・運動不足になりがち など
快適なワークスペースづくりのポイント
1. デスク周りの快適性を徹底追求
① 自分の体型に合った机と椅子を選ぶ
高機能チェアを使っても、机や椅子の高さが体型に合っていなければ効果が薄くなります。
まずは以下を目安にチェックしましょう。
【机】
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・高さ:60~72cm
-
・肘を垂直に下ろしたとき、90度前後でPCに手が届く
【椅子】
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・座面の高さ:36~45cm
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・足裏全体が床につく
-
・かかと側に膝から先の体重が乗る
② パソコンを適切に設置する
-
・モニターは目線の高さ、または少し下
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・スタンドやアームで高さ調整
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・キーボードは好みの角度に
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・モニターとの距離は 40cm以上
③ 作業しやすい広さを確保する
作業スペースが狭いと効率が落ちてしまいます。
周辺機器を置くスペースと、マウス操作のスペースもしっかり確保しましょう。

2. 集中力を最大限引き出す環境づくり
テレワークの悩みで最も多いのは
「家族の存在で集中できない」こと。
周囲の生活音も意外と気になるものです。
① 生活空間から離れて設置する
-
リビングや寝室など、生活の中心となる場所はどうしても生活音が多く、
オン・オフの切り替えも難しくなりがちです。 -
・廊下側の小さなスペース
・使っていない部屋
・押し入れやクローゼットを小さなワークスペースにリメイク
・階段下のデッドスペース -
など、少し生活動線から外れた場所を活用するだけでも大きく変わります。 
②防音対策
-
・吸音パネル
-
・防音カーテン
などを使って静かな空間を確保しましょう。 
③音楽の活用
-
雨音・波の音などの環境音や、クラシック音楽は集中に効果的。

④ ポモドーロ・テクニックで集中力UP
25分作業+3~5分休憩を繰り返す時間管理方法です。
〈手順〉
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タイマーを25分にセット
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鳴ったら3~5分休憩
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4~5回に1回は15~30分の長めの休憩
タスクを細分化して、
「今はこれだけやればいい」
と絞ることで集中しやすくなります。
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3.リラックス空間で生産性アップ
「通勤がないのに意外と疲れる」
「景色が変わらず気分が上がらない」
「気づいたら何時間も経ってしまう」
テレワークは自由度が高い分、
意識的にリフレッシュしないと疲労が蓄積しやすいです。
① 植物でリラックス
観葉植物は空気清浄効果やストレス軽減に◎

② 照明で気分を切り替え
-
調光できるデスクライトを使ったり、
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間接照明で落ち着いた雰囲気にするのもおすすめです。

③ オン・オフをしっかり区切る工夫
同じ空間でも「場所」を変えることでスイッチが入ります。
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仕事 → リビングのデスク
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休憩 → 窓際・庭・和室 など
少し場所を変えるだけでリフレッシュ効果が高まります。

まとめ

小さな工夫を積み重ねることで、
自宅での作業効率はぐんと上がり、ストレス軽減にもつながります。
ぜひ理想のワークスペースを整えて、
快適で充実した在宅ワークを実現してみてください!!
●おまけ●
先日のじぇるこまちのマンションリノベ見学で、
ワークスペースを楽しむ設計の岡田さんです(^^♪

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