加湿器の使い方
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
『外は四季。内は常春。』
耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
加湿器を買い替えました。
一般的な超音波式ではなく【気化式】です。
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上部の網から水を注ぐタイプです。
超音波式は水道水の中に溶け込んでいる白い石灰質が水蒸気と分離して室内に拡散されてしまいます。
石灰質は口で飲む分は大丈夫ですが、
粉体となった石灰質を肺には入れない方がいいです。
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青い繊維状のものが素子です。
これに水分を吸収し、ファンの風で上部へ水蒸気を拡散させます。
白い石灰質は素子に残り、水蒸気のみを飛ばす仕組みです。
とても安全です。
この機種は毎時360ミリリットルと記載がありました。
少し物足りなさはありますが、加湿は確実に効いているようです。
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先程まで25.5℃まで上がっていたのでエアコンの設定温度を下げました.
室内温度が上がると空気中に含む水蒸気量が多くなるので、
相対湿度で表示される湿度計の数値は下がってしまいます。
そこでエアコンの設定温度を少し下げてみました。
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基本的には省エネのために24時間暖房にしています。
そのためエアコン設定温度を下げてみてもあまり室内温度は変化しません。
躯体が蓄熱しているからですね。
しばらく経つと少し室内温度が落ち着いてきたようで相対湿度も上がりました。
するとちょうど良い温湿度を示すマークが付きました。
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加湿器はエアコン気流に乗せると加湿効率が良いです。
この加湿器は下から空気を吸って上部に水蒸気を吹き出します。
エアコン気流が加湿器下に入れば、加湿器内部の素子も温まるので
さらに蒸散量が増えます。
ぜひお試しください。










ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。