地震に制振
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
『外は四季。内は常春。』
耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
青森県での地震。
震度6強。さらに震度4。まだまだ余震の恐れがあります。
昭和56年以降の新耐震であっても繰り返しの大地震に見舞われると倒壊の可能性が高まります。
地震の建築的対策としては耐震改修があります。
耐震改修は2000年に改正された基準に基づいて改修されますので、
柱接合金物で強化することで『縦揺れ地震』による倒壊を防ぐことができます。
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そのような中、『制振ダンパー』だけで耐震化というような情報も入ってきます。
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これは地震の揺れによる変形幅を制振ダンパーの減衰力を利用して倒壊を防ぐ理論ですが、
実際は制振ダンパーの限界を把握できていない可能性があります。
制振ダンパーは構造が耐震補強がなされた上で利用するものです。
ダンパーの製造元もそれが条件で商品化しております。
決して過信なさらぬよう。







ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。