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屋根葺き替え セメント瓦

  • 山田 真司
  • 家づくりについて
  • 性能について

『外は四季。内は常春。』

耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


住まいを永く維持するために性能向上リノベという手段がありますが、その前提として外装材の耐久性の確認があります。



今から40年から50年ほど前に住宅ブームというものがありました。


その当時に流行した屋根材があります。


『セメント瓦』です。


その当時どのような謳い文句だったかは定かではありませんが、おそらく塗り替えすれば葺き替えしなくても良いというような物ではなかったのかと。


実際に塗り替えを行えばさらに15年ほど屋根寿命は伸びますが、やはり釉薬瓦に比べて耐用年数は低いです。


昔から瓦の焼き温度ムラという欠点を抱えていましたが、現在の釉薬瓦・いぶし瓦(日本瓦)は工場の生産精度が向上したので問題なくなりました。


セメント瓦は釉薬瓦が出現する前に主力となった商品です。


これがかなりの世帯に浸透しているため、リノベーションをするときには注意が必要です。


経年によって思わぬ割れ方をしています。


できればメンテナンス性・耐久性・軽量のガルバリウム鋼板屋根をお勧めします。

山田 真司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。