【山田の日刊ブログ】高性能新築と性能向上リノベの違い
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
『外は四季。内は常春。』
耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
新築で断熱等級6というのは一般的になりつつあります。
数値(6地域)だけで見れば、
床:ボード系断熱65ミリ
壁:グラスウール105ミリ
天井:グラスウール155ミリを2枚重ね(310ミリ)
これだけでほぼクリアします。
なので、仕様を固めてしまえば新築ならほぼ確実に断熱等級6をクリアします。
ここまではどの工務店さんでも難易度は高くなく、達成します。
高気密ができるかどうかはまた別の問題です。
一方で性能向上リノベですが、
難易度が急激に上がります。
まず、
・建物の年代によって作りが違う。
・柱への欠き込みが多く、高気密化しにくい。
・施工範囲が限定的で、断熱気密できない部屋が残ってしまうことになる場合。
状況によって性能向上していくメニューが全然違います。
フルリノベであれば新築同等の数値達成は可能です。
同じ大きさの建物であれば新築住宅よりも安価な値段で施工可能です。
これが部分的なリノベになると高気密できない場合がありますので換気計画はより慎重になります。
また、断熱している範囲としていない範囲の境界で結露が起きないように計画する必要があります。
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カスケホームの性能向上リノベーションでは古民家でも平成に建てられた住宅でも対応しております。
ぜひご相談ください。







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