【山田の日刊ブログ】住宅産業の進む道
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
『外は四季。内は常春。』
耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
昨年は住宅産業が本当に冷え切ったと感じた一年でした。
おそらくどこかの大国の指導者の気分に振り回された部分もある程度影響していると思いますが・・・
それでもなお、進めれられているのが『カーボンニュートラル』です。
先進国はかなり進んでいますが、日本だけ置いてけぼりです。
カーボンニュートラルは地球全体で考えた時に地球のため人類のため『良いこと』だと認知しやすかったのでしょう。
自然破壊や温暖化は人間活動によるもの=人間活動の産物=炭素の抑制
これがわかりやすかったのだと思います。
しかし、本当は。
炭素は温室効果ガスとしては大したものではないです。
むしろ酸素を生み出す植物にとって炭素は必要なもの。
温室効果ガスとして規制すべきはメタンとフロン・代替フロンです。
なのになぜだろうと考えたいところではありますが、
人はわかりやすいものに共感を得やすい心理があります。
なのでひとまず置いておいておきます(笑)。
新築住宅では高性能化が一気に進みました。補助金の恩恵が大きいと考えます。
なので『高性能新築』だけでは差別化が難しくなってきました。
デザインで勝負をしているビルダーも苦戦しています。
金額が高いのでそもそも選ばれにくい。
やはりローコストビルダーが強いです。
ですがメンテナンス性や耐用年数は度外視されているように見えます。
屋根材にアスファルトシングルや外壁サイディングは明らかに15年〜20年でやりかえ前提ですね。
新築を取り扱うビルダーはたくさんいらっしゃいますが、まだ『防露性能』と『C値1.0以下の気密性能』を実施されているのは少数です。
これからだとは思いますが、これらを実施していない住宅が将来的に建物寿命が短い可能性はあります。
『日本の住宅寿命は30年』と言われ、100年耐えれる長期優良住宅など出てきましたが、
結露計算ギリギリ交わして防湿シート無しで建築している住宅が多く建てられています。
結露計算もピーク時で考えると結露するものもありますが、カスケの新築ではきちんと防湿シートを採用していますのでそもそも結露しません。
新築は今後そのようなところが注目されるようになってくると思いますが、かなり先の話になりそうです。
リノベーションでは近年、新築が厳しいと思い始めたビルダーがリノベに参入しています。
前述のような断熱施工を提げてですので、これまた耐久性に難があります。
リノベでは建物の年代、作りによって最適な断熱工法は違うので、きちんと検討できるビルダーが必要ですが、
当面は価格競争になりそうです。
選ばれるポイントは必ずしも施工精度ではないということです。
ただ、最終的にはお客様のメリットデメリットになりますので、カスケホームとしてはきちんと根拠を持ってご説明して参りたいと思います。





ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。