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【山田の日刊ブログ】エアコンの選び方

  • 山田
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  • 性能について

『外は四季。内は常春。』

耐震・気密・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


プラン提出ではほぼ全ての家でエアコン空調計画もお話しします。
エアコンは畳数で選ばないこと、
エアコンは正面向かって右寄せには付けてはいけないこと、
エアコンは効かせたい場所からできるだけ遠ざけないこと、
エアコンは冷房運転を切る時は送風運転もしくは暖房運転してから切ること、
エアコン計画は断熱とセットで考えること、
お伝えしています。


理由ですが、


【エアコンは畳数で選ばないこと】

→暖房と冷房の能力は『室外機』の冷媒ガス封入量によります。

 室外機は大きく分けて

 ・6畳用の室外機(100V)

 ・10畳用の室外機(100V)

 ・14畳用の室外機(200V)

の3種類だけです。

26畳用エアコンも14畳用の室外機を使っています。

室内機はそれぞれファンの送風能力が違うだけです。

14畳用エアコンと26畳用エアコンは金額は大きく違いますが、

冷やす力は同じということです。


【エアコンは正面向かって右寄せには付けてはいけないこと】

→エアコン室内機の向かって右側内部には温度センサーがあります。

室内機上部から取り込んだ空気を熱交換させて下部の送風口から送風します。

室内の温度が設定温度になるまでそれを繰り返します。

ところが、温度センサー側を壁に寄せてしまうと吹き出した気流が上部取り込み口に入りやすくなってしまいます。いわゆるショートサーキットが起きてしまい、室内が設定温度に達していないのに『あ、もう設定温度になったな』とエアコンが誤認して運転停止してしまいます。


【エアコンは効かせたい場所からできるだけ遠ざけないこと】

→エアコンは送風距離の二乗に反比例して効率が悪くなります。

吹き出した温度が遠く離れた場所まで同じ温度では辿りつかないことを表しています。

また、壁などに当たることで送風も急激に失速しますので、ビリヤードの玉のように反射しながら遠くへの空調の送風はできません。

大きな部屋を26畳用エアコン1台でフル回転で運転するよりは、6畳用エアコン複数台で運転する方がエアコンへの負担が少なく効率的で省エネです。


【エアコンは冷房運転を切る時は送風運転もしくは暖房運転してから切ること】

→エアコンの冷房運転時は冷媒ガスの温度は5℃であるため室内機のコア部分は結露している状態です。

冷房を急に運転停止すると室内機内部で『黒カビ』と言われる藻類が生えます。これを送風運転や暖房運転で結露している室内機コアを乾燥させることで『黒カビ』の繁殖を抑えます。

暖房運転中の室内機コアの温度は50℃と高温ですので15分ほどの運転で黒カビが生える前に室内機を乾燥させることができます。

冷房運転からすぐ暖房運転に切り替えてもエアコンが故障することはありません。


【エアコン計画は断熱とセットで考えること】

→良いポジションにエアコンを設置できたとしても、断熱が不十分であれば効果を発揮することができません。

エアコンは省エネで大変効率の良い空調設備です。

断熱工事はエアコンを我慢するためではなく、できるだけ電気代をかけずに空調させるためです。空調計画と断熱は必ずセットで考える必要があります。


理由を聞いたほとんどの方が驚かれますが、とても省エネで効率の良い設備ですので
その効果をしっかりと感じていただきたいと思います。

山田
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。