シートで高気密
- 山田 真司
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耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
高気密化は外からの隙間風を防いだり、
室内の快適な室温を保つために必要な技術です。
断熱だけでは効果が少ないです。
昔は断熱材の周りにコーキングを施工して隙間埋めしていましたが、
経年劣化の末に切れてしまいます。
水道のパッキンが劣化するのと同じですね。
カスケホームがおすすめする気密方法はシートです。
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シート張りのため、天井と壁を密着させる方法として
天井下地をする前にあらかじめシートを仕込んでおきます。
シートはポリエチレンフィルムで0.2ミリの製品です。
結露の原因になる湿気を壁の中に入れさせません。
これをすることで確実に高気密化できます。
『その素材で劣化は大丈夫か?』という方もいますが、
劣化の原因となる紫外線を防ぐため、
壁の一番室内側に設置されます。このポジションが家の寿命を伸ばすポイントです。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。