納屋の古民家リフォームの進捗
- 妹尾 章絵
- 現場情報
こんにちは、a.n.d.design(アンドデザイン)の妹尾です。
今回は納屋の古民家リフォームの進捗をお伝えします。
内部はほぼ仕上がり、私が現場に行った時は建具屋さんが最後の施工に来てくれていました。
直近では客間として、将来的に子ども部屋として使われるとのことだったので、壁は比較的汚れに強いビニールクロスを施工しました。
また床材は母屋と同じナラの無垢材を施工しました。
わかりにくいですが、写真左手には床の間があり、3月には7段のお雛様を飾られるとのことで、床の間の床を延長して使える様に、造作で置き型の台を作りました。
古民家の中でも古い納屋なので、鴨居が175cmほどとかなり低かったので、フローリングは以前の畳の床レベルより下げて180cmぐらいになるように施工しています。
なので、和室2間を仕切っていた襖は今回建具の高さが変わるので、慎重しています。
既存利用の障子は下部に木材を継ぎ足して高さを調整しています。
こちらは上吊の引戸なので、他の既存建具より幅の広い(高さの高い)木材が継ぎ足されています。
こちらの窓は既存はもう少し高く大きな窓だったのですが、将来勉強机を置くことを想定し、窓と干渉しないように窓の高さをわざと小さくしました。
傷んで大きな隙間が空いて虫が入ってくるとお困りだった欄間部分は、新しく欄間障子を施工し、できるだけ隙間を無くすように木材で塞ぎました。
残るは木製格子や外壁などの外部工事を残すのみです...!
完成が楽しみです!
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