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移住後の暮らしを育む、夫婦の夢はここから

ご主人は憧れの薪ストーブ、奥様は好きなワインで農作業の疲れを癒せるよう、床に温もりある無垢材を採用し、吹き抜けのLDKを中心とした間取りとなりました。
既存の梁や柱はできるだけ生かし、古くから残る趣と、新しい素材の組み合わせから、懐かしさと新築同然の新鮮さを感じられるデザインとしました。

BEFORE

ご依頼の背景

広島県にお住まいだったT様ご夫婦。

ご主人の地元で桃農園の担い手を探していることを聞き、「いつか農業をやってみたい」というおぼろげな憧れがあったことから、奥様とともに桃農家への転身を決意されました。
新たな生活拠点としたのは、桃畑に近い築80年にもなるお父様のご実家。

ご夫婦が住むには大がかりなリノベーションが必要だったため、これまで修繕などを依頼していたカスケのリノベにご相談いただきました。

地域 総社市
建物種別 戸建て
施工箇所 全面
施工内容 古民家リノベーション
工期 約7ヵ月
施工費用 約2880万円
施工面積 180.38㎡
築年数 約80年
AWARDS

受賞実績

Jack全国リフォームアイデアコンテスト 全面改装部門 優秀賞JERCOリフォームコンテスト2019 中四国支部 審査員特別賞LIXIL2019秋のリフォームコンテスト 中四国エリア 1位
BEFORE

施工前

施工前は田の字に部屋が間仕切られていました。
キッチンは天井が低いうえに下がり壁まであったため明るさが足りず、天井の状態もかなり悪い状態でした。

AFTER

施工後

LDK

既存のまま生かした梁や柱は古材ならではの濃い色で、オフホワイトを基調としたリビングの空間を引き締める効果を発揮しています。
キッチン横には奥様のワークスペースとなるカウンターを造作したことで、使い勝手の良い空間に仕上がりました。

庭を眺めながら薪ストーブの温もりに包まれるリビング空間です。

庭を眺めながら薪ストーブの温もりに包まれるリビング空間です。

2階の採光や換気を目的に作られたと思われる既存の欄間は、外側にガラス窓をはめ込んで活用しました。

2階の採光や換気を目的に作られたと思われる既存の欄間は、外側にガラス窓をはめ込んで活用しました。

ダイニングテーブルの横にはワイングラスホルダーを備えた造作のワインコーナーが設けられ、ご夫婦の癒しの空間が誕生しました。

ダイニングテーブルの横にはワイングラスホルダーを備えた造作のワインコーナーが設けられ、ご夫婦の癒しの空間が誕生しました。

リビングの床にはラーチの無垢材。年月とともに色合いが変わり、味わいが増していく床の経年変化を楽しんでいただけます。

リビングの床にはラーチの無垢材。年月とともに色合いが変わり、味わいが増していく床の経年変化を楽しんでいただけます。

構造上キッチンの天井が上げられなかったため、壁の窓と天窓を開口して採光します。

構造上キッチンの天井が上げられなかったため、壁の窓と天窓を開口して採光します。

和室・洋室・玄関

天井と壁・畳を新しくした和室は、味わい深い建具をそのまま再利用しています。
レトロ感漂う玄関の窓は既存のまま活用し、玄関の突き当たりに設置された引き違い窓がまるでピクチャーウィンドウのようにも見えます。

座った目線の高さからの庭の見え方に和の趣が感じられます。

座った目線の高さからの庭の見え方に和の趣が感じられます。

マンション暮らしだったため、実家に置いたままだったグランドピアノをようやく思い切り弾ける部屋が完成しました。

マンション暮らしだったため、実家に置いたままだったグランドピアノをようやく思い切り弾ける部屋が完成しました。

壁と既存の柱の間にはガラスのパーテーションを採用しています。

壁と既存の柱の間にはガラスのパーテーションを採用しています。

玄関から延びる縁側に向けての眺めも風流です。

玄関から延びる縁側に向けての眺めも風流です。

CUSTOMER REVIEWS

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西山 智絵
STAFF

担当したスタッフ

西山 智絵