築100年の古民家を、現在の暮らしに合わせた間取りへ
外壁は漆喰を塗直し、木製サッシからアルミのサッシに変えることで断熱性がアップしました。
玄関先には丸窓を付け、美観地区に見られる鎧貼りの腰板で温かみのある印象の外観となりました。
ご依頼の背景
築100年の母屋は昔ながらの田の字型の和室がある間取りで、使い勝手に不便さを感じていたM様。
白アリ被害も見受けられました。使い方が分からなかった空間の整理、お孫さんが遊びに来たくなるようにと今回リノベーションをご依頼いただきました。
地域 | 小田郡矢掛町 |
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建物種別 | 戸建て |
施工箇所 |
ポーチ・玄関 和室 広縁 |
施工内容 | 古民家リノベーション |
工期 | 約6ヵ月 |
施工面積 | 81.49㎡(24.65坪) |
築年数 | 100年以上 |
施工前
築100年以上の母屋でした。
施工前は和室4間が連なる間取りとなっていました。広い空間を活用してお孫さんが遊びに来たくなる住まいにリノベーションを行っていきます。
施工後
LDK
現在の生活スタイルにあわせたリノベーション。しっかりした構造の天井・立派な床柱は生まれ変わっても存在しています。
和室4部屋のうち3部屋と広縁を使ってリビングの空間を作りました。
和室・トイレ
1部屋は寝室として和室を残しました。一部は板張りにすることでお手持ちのタンスなどを置くことができます。
母屋にはトイレがなかったため、リノベーションを機にトイレを新設しました。
玄関・外観
以前は広い土間でしたが、玄関スペースをコンパクトにしお客様のお迎え空間を計画しました。
外観は築100年以上の歴史が詰まった和の雰囲気はそのままに、窓を丸にしたりなどのデザイン性を加えました。
施工中
施工に向けて足場を組み立ててから解体作業を行います。
白アリ被害もしっかりと補修し断熱性を高めることで、より住みやすい空間にしていきます。