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将来のメンテナンス費用【外装編】

  • 山田 真司
  • 家づくりについて

耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


本日は将来のメンテナンス費用【外装編】です。


日本で多く見られる住宅の屋根には瓦が使用されています。


それは他の屋根材よりも信頼性が高いからと思います。


【屋根】

しかし完璧そうな瓦であっても経年で瓦の欠けや棟瓦のずれなど不具合は出てきます。


また、台風などの大雨の吹き込みで雨漏りしやすいのも欠点です。


そこで近年瓦に代わって主流になっているのがガルバリウム鋼板屋根です。


先日ブログにも取り上げましたが、錆びにくい素材でできています。


軽い材料のため地震にも有利になります。


表面の塗膜は経年劣化で艶がなくなっていきますが、素地自体が錆びにくいのが特徴です。


塗膜の寿命は30年ほどで訪れますが屋根自体はメンテナンスフリーと言えるでしょう。


【外壁】

外壁もガルバがおすすめです。


カスケホームの新築もガルバが使われています。


そして

焼杉板です。


素焼きであれば耐用年数は50年以上と言われています。


実は一番安い外壁材なのではと思います。


少しづつ炭化部分が剥がれていきますが、それが風合いと言えます。


ただし、触ると真っ黒な炭が付着しますので要注意です。


現在カスケの新築モデルハウスで使用している外壁で2階に使っている外壁材は杉板に防腐塗装したものです。


こちらも耐用年数が40年以上と言われています。

徐々に色が濃くなっていきます。


外装材はやりかえやカバー工法でメンテナンスする場合、ほとんどの住宅で足場必要になります。


足場工事費は30万円から40万円する場合もあります。


外壁・屋根となると金額は300万円を超えることが多いため、できるだけ安くて高耐久のものを選びたいですね。


山田 真司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。