省エネリノベ どのくらいを目指す?
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
法改正されて住宅性能の最低基準が上がりました。
『断熱等級4』が最低基準。
岡山県南部地域は地域区分でいう6地域。
外皮の数値で言うと『UA値0.87』
この数値、2022年以前の長期優良住宅の基準値と同じです。
これ、あったかいの?という話ですが、気密がきちんとされていればそこそこと思いますが、
気密が義務化されていないので、冬寒く、夏暑いはずです。
どこからでも外気が直接入る。
それが2030年にはもう少し基準が高くなるそうです。
いわゆる『ZEH』です。
ZEHは『UA値0.60』断熱等級5。
先ほども申し上げた通り、気密がされていれば暖かいです。
では断熱等級4と5で材料仕様がどのように違うか見てみましょう。
断熱等級4↓
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国交相HPから引用
断熱等級5↓
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国交相HPから引用
やはり断熱材の厚みが違いますね。
みなさん壁を分厚くされがちですが、順番は違います。
一番は窓。
次に屋根もしくは天井。これは真夏にすごく効果あります。
その次床。
最後に壁です。
これが基本です。
これと高気密と換気はセットです。
全ては空調を高効率で効かせるため。
有害な空気を排出し、キレイな空気を取り入れるため。
『電気代を安く』より優先されるのは『健康』です。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。