「刻を継ぐ庭」静寂と光の古民家カフェ
「庭を主役にした古民家カフェ」をテーマに、訪れる人が心地よく過ごせる空間を目指しました。内部改修はカスケホームが担当し、外部の庭や駐車場はイカサ緑地様が手がけることで、建物と庭が一体となったデザインに。
開口部の配置や座席レイアウトは、お客様の視線の先に自然が広がるように計画しました。伝統的な意匠を生かしながら、現代のカフェとして快適に過ごせる機能性を融合させた、心安らぐリノベーションです。
お客様からのご要望
・カフェとして活用できる建物に
・建物の傷みを補修したい
ご依頼の背景
築240年という歴史ある建物を次の世代へ残したいという想いから、古民家再生プロジェクトがスタートしました。
建物の保存と活用の両立を目指し、クラウドファンディングも活用して改装を計画。広大な敷地を生かし、地域の人々が集えるカフェとして再生することになりました。
長い年月を経た構造体の傷みを補修しながら、安心して使える空間へとよみがえらせています。
| 地域 | 浅口市 | 
|---|---|
| 建物種別 | 古民家 | 
| 施工箇所 | 全面改修 | 
| 施工内容 | 古民家リノベーション | 
| 工期 | 約1年(外構込) | 
| 施工面積 | 77㎡(23.29坪) | 
| 築年数 | 築240年 | 
| 使用商材・建材 | 厨房機器:タニコー「ホシザキ」 トイレ:TOTO「GG3」 トイレ手洗い:カクダイ「丸形洗面器」 | 
施工前
施工後
カフェ
玄関ホールは元々天井面にあったがま芯天井の雰囲気を生かすため、材木店から新しいがま芯を取り寄せ復旧。
イカサ緑地様が施工された石積みのアクセント壁も印象的です。
カフェスペースは個室を2部屋設け、北側の畳個室はお子さま連れでも使いやすく、格子戸越しに外の景色を楽しめる心地よい空間です。
水まわり
シンプルで落ち着いた色味に仕上げています。
手洗いボウルは古民家の雰囲気にも合うように焼き物を採用。
外観・庭
外観は漆喰を塗り直し、歴史ある趣をそのままに補修。
イカサ緑地様が手がけた庭こそがこのプロジェクトの主役。建物はその庭を引き立てる「器」として生まれ変わりました。
 
            




 
         
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
       
      