腐らない断熱材



カスケのリノベ 設計の山田です。

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腐らない断熱材。グラスウールです。

昔、グラスウールは湿気を吸ってずれ落ちたり、カビが生えたりといいことなしで

別の断熱材が普及していきました。

確かに内部結露は起こりますので断熱材内部には水分があります。

ただ、ずれ落ちるほどの吸水量になるとかなりの重量と考えられますし、それは現実難しい現象です。

ずれ落ちの原因は『施工不良』です。

止め付けが甘い、または隙間だらけの施工で内部結露を起こしやすい状況になっているなど

考えられます。

正しい施工方法を知らずに施工している人が多かった、

昔ながらの職人さんは『家は生き物で、呼吸する作りにしないと腐る』という概念だったため、断熱材の施工に前向きではない人が多かったように思います。

断熱材のカビの原因ですが、軒天や換気口から外壁内に砂埃や排気ガスなど入ることがあります。

有機物に水分、温度、酸素があれば、水分の中の菌糸や空気中の菌と反応しカビが生えます。

断熱材の施工不良と当時の技術と重なり、繋がってしまった事故になります。

きちんと湿気の動き、結露のメカニズムが理解できれば、

やはりグラスウールが最も優秀な断熱材であると理解できます。

内部結露を起こしても内部の水分を屋外へ透湿させることができ、

在来工法住宅には防湿フィルムと併用することで最も良い組み合わせで、

伝統構法の土壁には外側もしくは内部側へ、密着施工をすることで誘発結露による効果で

土壁内にある菌類最強とも言われる納豆菌を活用した抗菌防腐効果を発揮させます。

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