断熱改修の順序

  • 投稿日:2023年 1月17日
  • テーマ:思い


カスケのリノベ設計部の山田です。

今日のタイトル、
『断熱改修の順序』です。

リノベーションする前の家はとにかく寒い。

リノベーションにおける断熱改修にも優先順位があります。

①窓サッシ

②気流止め

③天井断熱

④床断熱

⑤壁断熱

意外なことに壁が1番最後になってますが、

本当は④と⑤は同時にやりたいですね。

でもほとんどリノベーションは床が腐って

なおさなければならない優先順位の方が高くなってます。

なので②気流止めや③天井断熱より

④床断熱の方が早かったなんてことが多いです。

床が腐っているのは湿気より結露の原因が多いです。

1番はなんといっても窓です。

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家の構造で最も熱を奪われるのは窓です。

ガラスを強化すれば良いのですが、

できれば窓のフレームもアルミよりは樹脂にかえたほうが熱が奪われにくいです。

今度は②気流止めです。

断熱材が入っている家でも施工が悪すぎて断熱材の内側に冷たい温度が回り込んでるってご存知ですか?

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当時は施工が悪いなんて概念はなかったはずですが...

せっかくの断熱材が全く役に立っていない状態です。

洋服に例えると冷たい風が吹く寒空で前全開でダウンジャケット着ている状態です。

床の断熱がされていないところから壁の内側を通ってや天井にまで冷気が達します。

お部屋を暖かくしてもすぐ冷めますし、

壁の中が結露だらけです。そりゃ家もすぐボロボロになります。

気流止めの方法は床からは潜ってできますが、

天井部分の気流止めは天井に潜れる状態でないとできません。

潜れない場合は解体です。

お部屋を壊さずに出来るリノベーションはまず窓からです。

>断熱リノベーション

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